2009年02月28日

育苗培土について 松葉

以前にちらっと書いた育苗培土の記事についてメールでご質問を頂いたので,多少説明。前記事はこちら。

それ以前の培土に関する主な記事は
育苗に化学肥料・農薬を使うことの意味は?07年11月4日

培土として使っているのは,自家製培土,栃木の鹿沼興産の園芸培土,ニッテンの無肥料培土である。今日は松葉についてのみ。

たまたま松葉がたくさん入手できるので,自家製培土はそれで。作り方と言っても,もらってきた松葉を畑の一角に降ろす時に適当にヌカと苦土石灰を混ぜて積んでおくだけである。切り返しを兼ねて,途中でコンテナに詰め替えるが,その時にまたヌカと石灰を足したりする。シートはかけていない。水分が行き渡るように,たまに積みかえたりしている。タイミングは,思いついた時,である。
育苗培土08-11-25-2.jpg

昨年はチョッパーを借りて粉砕したのだが(2年前の松葉),水を含んでいるとあまり上手くいかないのと,十分な時間を取れば綺麗に腐熟するので今年集める落ち葉にはやらない予定。松葉はいい土になるのだが,水分を含みにくいので,大量に扱う人は均一な品質に仕上げるのが難しいかもしれない。その場合はやはり何らかの形で粉砕するなどして細かくした方がいいような気がする。

松葉の土は主に果菜の鉢などに利用している。この場合はフルイにかけなくてOK。葉菜などセル・ペーパーポット育苗の物はもっぱら鹿沼培土。松葉は量がないのでもったいないのと,草が生えるので扱いづらい。

その他関連項目箇条書き

・08年度から踏み込み温床はリストラした。主にいい培土をつくるためにやっていたことで,温度を取るのは「副産物」だったのだが,外に積んでおいてもいい培土が出来る事が分かったのでやる理由がなくなった。踏み込み温床そのものは素晴らしい技術だと思うのだが,得られるものが,材料を集めて踏み込んで,という労働に見合わない。当面の目標は人事生産性=時給の向上なので,経営判断として断念。

・土の中の微生物の働き(いわゆる土の生物性)は栽培上非常に重要だと思っているのだが,化学性(肥料・Phなど)・物理性(水はけ・酸素)が満たされていないとあまり意味がない気もする。特に育苗培土に関しては,有機培土はとにかく肥料が効きづらいので,そこを何とかしないと微生物云々というレベルまで行かない。優先順位の問題。これは目下大きな課題である。


posted by かぜだより at 06:26| Comment(0) | 畑情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。