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2008年10月20日

農地違法違反転用

<農地違反転用>農業委員が工場用地に 宮城県も追認(10月20日 毎日新聞)

 宮城県の旧小牛田(こごた)町(現美里町)で、現職の農業委員が自分の農地30アールを自ら経営する工場の敷地に無許可で転用し、県も追認していたことが分かった。農業委員は農地法に反する「違反転用」を監視する立場で、法的な歯止めが利いていない違反転用問題の根深さが浮かんだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081020-00000014-mai-soci

毎日新聞が農地違反転用の実態を連日記事にしている。

農地違反転用:05〜07年に2万4千件 農水省全国調査
農地漂流:違反転用、市町村に無力感 実態に指導追いつかず

最初の記事のような話は当地でもチラチラ聞くことがある。こういうケースがあるということは,逆に農業委員のサジ加減で転用許可を出さないというケースもあるということだ。

転用でなくとも,農地の貸し借りや売り買い,認定農業者の許可など農業委員の仕事はかなり「弾力的に運用」されていると思われる雰囲気がある。新規就農者には壁が高いと言われるが,無理からぬことである。僕ですら黒い匂いを感じることがある。

上の記事の中でも役人と現場の感覚の違いが書かれているが,規制というのは常にこうした社会的コストを生むのである。経済学ではこれをレントシーキングと呼んで理論化している。いわば「たかりの理論」である。僕は卒論をこれで書いたのだが,実態を体で知った今なら間違いなくもっといいものが書ける。

posted by かぜだより at 06:20| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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